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絵本は寝かしつけのおすすめアイテム!寝かしつけにおすすめの絵本5選

寝かしつけに絵本がおすすめの理由

ルーティンができると寝やすい

子どもは、気持ちの切り替えが得意ではありません。遊びに集中していれば尚更です。
特に食事や入浴、寝る時間などなかなか行動に移してくれなかったり、嫌がったりすることが多いでしょう。
これは遊びに集中しているのもありますが、気持ちを上手く切り替えることができないからです。しかし、きっかけやルーティンを作ってあげれば、子どもは気づき、行動に移してくれたり、泣いたりせずに受け入れてくれます。

寝るときも同じで、ベッドに入り、絵本を読んだらもう寝る時間だと思い、寝るモードに入ってくれます。
これは、習慣づけることで、脳も絵本とベッド=寝るというふうに感じるようになるからです。
寝るときだけでなくても、遊びが終わりのタイミングに毎回絵本を読んだりすると、気持ちの切り替えに役立つでしょう。

リラックスすると安眠できる

子どもが一番落ち着くのは親の声です。
絵本を読みゆったりとした時間を過ごすことで、リラックスすることができて、自然と眠気を誘います。

読み聞かせをして、パパやママの声を聞き、触れあう時間があることで、それまで遊んで興奮していた気持ちも落ち着き、寝る体勢に入ることができます。
大人と同じように落ち着く環境を作ってあげることが大切です。

寝かしつけ用絵本の選び方

就寝に関する絵本を選ぶ

食事に関する絵本やあいさつ、運動、動物など絵本にはさまざまなものを題材にした絵本が多いです。
もちろん就寝に関する絵本も多くあります。
動物が眠りにつく話やお月さまを関連させたもの、「おやすみ」を意識させて絵本など、就寝に関する絵本が多くあります。
寝かしつけに使いたい場合は、そういったものを中心に選ぶといいでしょう。

落ち着いた話のものを選ぶ

絵本にも子どもを元気にさせるものや、身体を動かしたくなるもの、ワクワクさせるものなど、子どもの気持ちが興奮するようなものを多くあります。
しかし、就寝前は落ち着いた雰囲気で、リラックスさせる必要があるので、絵本の色使いやお話の内容は落ち着いたものを選ぶようにしましょう。

寝かしつけにおすすめの絵本5選

もうねんね/松谷みよ子

「もうねんね」は、動物たちが眠りに就く様子を描いています。
「いぬもねんね」「ねこもねんね」と子どもが好きな動物たちが次から次へと眠りに就きます。
「ねんね」の言葉を繰り返していると、不思議と眠りに誘われます。
また、絵本が進んでいくと「ねんね」=寝ると自然に認識するようになるでしょう。
言葉と行動を一致させられる物語です。
静かな声で、落ち着いてゆっくりと読んであげると、ねんねは静かにするんだなと認識もできてよいでしょう。

ねむねむごろん/たなかしん

とても絵がかわいく、目をひきます。
海の砂で描かれた絵は、どこかあたたかさを感じます。
動物や赤ちゃんが眠りに就く様子が描かれていて、それぞれお気に入りのポーズで寝入っていきます。
ねむねむ どしん」「ねむねむ ごろん」と優しい音のオノマトペが入っており、聞いている子どもは心地のいいものになっています。
動物たちの安心して眠る様子が描かれているので、寝るのが苦手な子も安心感を感じられる一冊です。

おやすみ/なかがわりえこ

「おやすみ」では、楽しかった一日を振り返り、眠りに就くまでを描いています。
今日どんなことがあったのか、子どもも連想するきっかけになります。
また、今日一日楽しかったなと充実した気持ちにさせることで、明日も楽しい一日しようという気持ちを誘うことができます。
明日が待っているという気持ちを上手く声かけをして「明日があるから、寝ようね」「明日もいい一日にしようね」と落ち着かせるきっかけにもなります。
一日を振り返ることは、寝かしつけだけでなく、子どもの情緒の安定にも繋がります。

おやすみなさい おつきさま/マーガレット・ワイズ・ブラウン

みどり色の素敵な部屋が目をひく一冊。
1歳前くらいからおすすめの絵本です。
うさぎの男の子が主人公で「おやすみの儀式」をして眠りについていきます。
部屋にあるさまざまなものに「おやすみ」と声を掛けていきます。
さまざまな物に声を掛けていくと、だんだんと静かになり、うさぎくんも眠りにつきます。
「おやすみ」の一言を我が子にいうように優しく読んであげると、だんだんと子どもも眠くなっていくでしょう。
絵本が終わったあとには、うさぎくんのように一緒に「おやすみの儀式」をしてあげると、ルーティンにもなり寝かしつけに効果的でしょう。

おやすみ~/いしづちひろ

「おやすみ~」では、赤ちゃんがお片付けをしながらおやすみ~と声を掛けたり、使い終わったものに一日の終わりの「おやすみ~」と声をかけます。
リズムがよく「おやすみ~」を繰り返すので、子どもにとっては心地よく聞こえます。
また、それがパパやママの声だと余計にリラックスすることができ、だんだんとうとうとしてきます。
繰り返し読むことで、寝る前にさまざまなものに「おやすみ~」と声をかけ、ルーティンになることもあり、寝かしつけにおすすめです。

まとめ

 

子育てをしているとなかなか寝てくれなく、苦労をすることもあるでしょう。
そんなときは、絵本を活用してみてください。
気持ちの切り替えをしてあげることが大事ですし、寝る前のルーティンを確立ることができれば、自然と眠りにつくまでの時間を短くなります。
なにより、寝る前にパパやママの優しい声を聞くことができれば、リラックスして落ち着いた気持ちになれ、安心して寝てくれることでしょう。