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【登園拒否】幼稚園・保育園に行きたがらない子どもの気持ち、どう受け止める?

朝の身支度が終わったあと、ふと子どもがつぶやく「幼稚園、行きたくない…」。
そんな言葉に、思わず胸がギュッと締めつけられた経験はありませんか?

「毎朝“行きたくない”と言われて、不安になる」と話すママもいれば、「自分を責めて泣いたこともある」と語ってくれた方もいました。

「どこか痛いのかな?」 「しんどいのかな?」 「一緒にいたいだけ?」

“行きたくない”の一言でいろんなことを想像しちゃいますよね。

話を聞いていくうちに見えてきたのは、“行きたくない”という言葉には、子どものいろんな気持ちが詰まっているということ。

登園をしぶる朝に、ママはどう向き合っているのか?
この記事では、そんなリアルな声をもとに「幼稚園・保育園に行きたくない」の背景や、心の受け止め方について考えてみます。

 

「幼稚園・保育園に行きたくない」どう乗り越えた?

結論を先に言うと「安心感を与えて乗り越えてきた!」です。

 

そのママは、幼稚園に行きたくないと泣く息子に「ごめんね、迎えに行くからね」と言い聞かせ、無理やり幼稚園へ預けたこともあったんだそう。

当時は「一緒にいられなくてごめんね」と、自分を責めてばかりだったそうです。

しかし「必ず迎えに行く」という約束をしたり、時々早く迎えに行ける日を作ったりと、安心して待てる環境を徹底していたと言います。

しっかり約束を守り続けることで「ママは必ず迎えにきてくれる」と思ってくれたのか、少しずつ「行きたくない」が減っていったんですって。

時間の感覚がわかるようになった頃には、「何時に迎えにいくよ」と具体的に伝えることも効果的だったとか。

 

最近では幼稚園にいる方が楽しい日も出てきたのか「もう少し遊びたかったな」と言われるようにもなり、嬉しいやら寂しいやら…笑

ママの嬉しさと寂しさの複雑な気持ちが伝わるエピソードですね。

 

「行きたくない=SOS?」それとも一緒にいたいだけ?

「幼稚園・保育園に行きたくない」と言われたら、病気なのかな?どこか痛いのかな?と心配してしまいますよね。

あるママは、最初は一緒にいたいだけなのか、しんどくて行けないのかを見分けられず「仕方ないか」と保育園を休ませたこともあったそうです。

しかし、休みになった途端元気になり、遊びたがることも。

「一緒にいたかっただけなんだな」「元気でよかった」と感じると同時に、「甘やかせすぎたかな?」と自分の判断に後悔していたそうです。

 

だけど、ママ5年目になった今は「行きたくないよね〜!私も〜!」って言える余裕が出てきて「大好きを伝えてくれてありがとう」って思える心の余裕まで持てているんですって。

“保育園に行きたくない”が「緊急サイン」なのか「甘え」の範囲なのか、これを判断できるようになるのはもう慣れだけ。

毎日一緒にいるママだからこそわかることなので、子どもの気持ちに寄り添いながら、“本音”を受け止めていくことが大事なんですね。

 

無理しなくてOK!「行きたくない」と言われた時にやっていること

「行きたくない」と言われた時に、ママたちがやっていることをまとめました。
その日によって効果のあるものが異なるので、気分や状況に合わせて試してみてくださいね。

 

行きたくない理由を聞く
10数えたら出発しようと遊びを加える
ぎゅっと抱きしめる
ママも行きたくないけど一緒に頑張ろう?と伝える
その日幼稚園でできることを伝える

 

それぞれ簡単に紹介していきますね。

 

行きたくない理由を聞く

話を聞かせてもらったママたちに共通していたのは“理由を聞く”です。

「どうせ甘えているんだろう」と思い込まず、「行きたくない」と言われたら必ず理由を聞くようにしているそうです。

体調不良かどうかを見分けるのにも大事ですが、前日なにか嫌なことがあったのかもしれません。

昨日はよくても今日は嫌ということもあるので、じっくり聞いてみてくださいね。

 

10数えたら出発しようと遊びを加える

「10数えたら行こう!」とか「時計の針がここにいったら行こう!」など遊び要素を加えることで、気持ちが切り替わるお子さんもいるようです。

時々ゆ〜っくり数えてみたり、わざと時計の針をものすごく先にすると、逆に子どもから「遅れちゃうよ!」と言われることもあるんだとか。

時間に余裕のある時におすすめの方法ですね。

 

ぎゅっと抱きしめる

「今日は早く迎えにくる?」「寂しい」など不安になっている時は、抱きしめてあげることで落ち着くお子さんも多いようです。

「何時に迎えに行くよ」「絶対に迎えに行くからね!」と約束することで、徐々に迎えに来るかの確認がなくなっていったというママも。

寂しがっているときは「夜にこれをしよう」と先の約束をするのも、効果的だそうですよ。

 

ママも行きたくないけど一緒に頑張ろう?と伝える

「ママも行きたくないんだよね〜」と同じテンションで伝えることが効果的な日もあるそうです。

ママも自分と同じ気持ちだと安心して、一緒に頑張ろうとしてくれるんですね。

ママのやっていることを理解できたり、具体的な会話ができる場合はこの方法もおすすめです。

 

その日幼稚園でできることを伝える

今日のおやつを伝えたり、幼稚園・保育園で何をするかを伝えることで「楽しいことがある!」と思ってもらえることもあるようです。

「前日から伝えておくと、当日の朝がスムーズだった」という声もありました。

幼稚園・保育園に行くと楽しいことがあるよと思えることで、「行きたくない」が減っていくのかもしれませんね。

 

これらが有効な時もあれば、全く効果がない時もあるそうです。
だめな時は、無理せず「仕方ない!」と割り切るのも大事ですよ。

 

まとめ:ママも子どもも頑張りすぎない!

「幼稚園・保育園に行きたくない」は、大なり小なり成長過程でみんなに起きるもの。
なんでうちの子は…なんて思わなくて大丈夫です。

“ママが大好きで一緒にいたい”を「行きたくない」で表現しているだけだと思えば可愛いですよね。

とは言え、ママにも事情があるし一緒にいたくてもそうはいかないのが現実です。

「ごめんね」と自分を責めないで、「そうだよね〜」って笑いながら今日もゆるっと乗り切っていきましょうね!