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2歳児におすすめの秋の絵本7選!ロングセラーから有名作品まで

夏が終わって過ごしやすくなってきた読書の秋、2歳の子にもたくさんの絵本を読んであげたいですよね。
2歳は「言葉の爆発期」といって日々見聞きする言葉をぐんぐん吸収していけるので、絵本の読み聞かせにぴったりの時期なんですよ。

今回は、そんな2歳の子におすすめの「秋の絵本」を厳選してご紹介します。
2歳児向けに絵本を選ぶ際のポイントなどもまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

2歳の子にはたくさん絵本を読み聞かせよう

言葉が増えてくる2歳の時期にたくさん絵本を読み聞かせたい理由や、読み聞かせのメリットをご紹介します。

2歳は言葉の爆発期

話せる言葉が増えてくる1歳〜2歳の時期は、「言葉の爆発期」と言われています。
言葉の「音」と「意味」が頭の中でぐんぐん結びつくことで、自分の身の回りのことを「言葉」という形で言い表せるようになってきます。

特に単語から2語文・3語文を話せるようになる2歳の1年間は、言葉を吸収する大事な時期です。
「ぶーぶー」「わんわん」といった赤ちゃん言葉が中心だった1歳の頃から成長し、「こうえんいった」「りんごたべたい」という風に言葉で表現できる幅が広がっていきます。

絵本で繰り返し耳にする言葉もどんどん覚えられる時期なので、できるだけたくさんの絵本を読んでお子さんの世界を広げてあげたいですね。

絵本で秋を感じよう

2歳の子にとって、季節の変化はたくさんの刺激に満ちています。
1歳の頃と比べて活動範囲が大きく広がり、身の回りのことに興味がでてくる2歳さん。ぜひ親子で秋の絵本を読んで、おうちの中でも季節の変化を感じてみて欲しいものです。

紅葉した葉っぱの不思議さや秋色に染まる自然の美しさ、個性豊かな秋の虫、おいしい秋の食べ物など、2歳の子にとって秋という季節は楽しいことがたくさんつまっています。
そんな秋の自然を絵本の中でも感じられたら、身の回りの自然にもっと興味を持って暮らせるようになるでしょう。

「絵本と同じ焼きイモおいしいね」「絵本と同じ赤い葉っぱだね」という風に絵本と日常を結びつける声かけをしてみると、子どもがより季節の変化を感じられるきっかけにもなります。
四季のある国で子育てしているからこそ、大切にしたい声かけですね。

2歳児向けの絵本を選ぶポイント

2歳の子ども向けに絵本を選ぶ際のポイントをご紹介します。
お子さんが喜ぶ絵本を選んであげられるよう、参考にしてみてくださいね。

分かりやすい絵とストーリー

2歳の子におすすめなのは、分かりやすい絵とストーリーの絵本です。
2歳は1歳の時に比べると理解できる範囲が広がってはいますが、まだまだ複雑なストーリーの絵本は理解できず、飽きてしまう可能性も。
選ぶなら、はっきりと分かりやすい絵や起承転結が分かりやすいストーリーの絵本がおすすめです。

また、2歳後半になってくると単純なストーリーの赤ちゃん絵本ではつまらなくなってきてしまう子もいます。
そういった場合は、文章がしっかり書いてある少し長めの絵本にも挑戦してみましょう。
秋の動物が出てくるおはなし絵本などは、男女問わず喜ばれる内容でおすすめですよ。

身近な物が出てくる内容

自分の身の回りのことへの関心が強くなる2歳の時期。食べ物にこだわりが出てきたりなんでも自分でやりたがったりするので、周りの大人も大変な時期ですよね。
そんな2歳の子には、「食べる」「服を着る」「歯を磨く」といった生活に関する絵本もおすすめです。

生活を描いた絵本は、「夜は静かに眠ること」「食べたら歯を磨くこと」などの基本的な生活習慣を子どもたちに優しく教えてくれます。
暮らしの1コマが描かれていることで「自分と同じだ!」と感じられるので、2歳の子の興味を引きやすい内容になっていますよ。

秋を感じられる内容で言うと、
・秋の食べ物でてくる絵本
・暮らしの中の秋を感じる絵本
などが、身近な物に目を向けながら季節感もある内容なのでおすすめです。

2歳児におすすめの秋の絵本7選

2歳の子におすすめの「秋の絵本」をご紹介します。
秋の自然や動物たちが登場する人気の絵本をまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。

『もりのおふろやさん』とよたかずひこ

秋の森の中のおふろやさんを描いた『もりのおふろやさん』。
シカやキツネやイノシシなど、2歳の子どもたちが大好きな森の動物がみんなで温泉に入るというストーリーです。

みんなで温泉に浸かっていると、隣の小さなおふろにはクマのお母さんと赤ちゃんがやってきます。赤ちゃんの可愛さと気持ちよさそうな温泉の様子に、読んでいるうちに心もぽかぽか温かくなってくる内容ですよ。

とよたかずひこさんの温かみのある可愛いイラストが2歳の子の心をつかみます。
動物が好きな2歳の子にも喜ばれる絵本です。
紅葉した秋の森や地面を埋め尽くす落ち葉の美しさに注目しながら読み聞かせてあげてくださいね。

商品情報:https://www.hisakata.co.jp/book/detail.asp?b=025206

『どうぞのいす』香山美子

小さい子向け絵本の名作『どうぞのいす』。

40年近く子どもたちから愛されてきたロングセラー絵本です。

うさぎさんが「どうぞのいす」を作って野原に置きにいきます。そこへ森の動物たちが次々にやってきて、「どうぞならば…」と休んでみたり物をもらったり。どんどん予想できないユニークな展開になっていくのです。

柿本幸造さんが描く「どんぐり」「くり」「はちみつ」といった秋のごちそうが、動物たちの可愛い表情とともに、とても素敵に輝いて見えます。食べ物や動物が好きな2歳のお子さんにおすすめですよ。
少し長めのストーリーですが、分かりやすい内容なので2歳の子でも楽しんで読めるでしょう。

商品情報:https://www.hisakata.co.jp/book/detail.asp?b=025250

『おちばきょうそう』白土あつこ

『おばけきょうそう』は、小さい子に人気の「たっくんとたぬきシリーズ」の中の秋を感じる絵本です。

主人公のたっくんが庭の落ち葉を集めていると、「へたくそだなあ」とたぬきがやってきます。そこから2人の落ち葉集め競争の始まりです。
最後に集めた落ち葉の山に2人でダイブするシーンは、2歳の子が大喜びする人気の展開です。ページいっぱいに描かれた黄色い落ち葉の山に、子どもたちはわくわくして夢中になりますよ。

絵本を真似して、公園で落ち葉を集めてみて遊んでみても面白いですね。たっくんのように、落ち葉の感覚や踏み締める楽しさを感じてみましょう。
子どもたちに秋を感じる遊び方を教えてくれる、おすすめ絵本です。

商品情報:https://www.hisakata.co.jp/book/detail.asp?b=8277

『さつまのおいも』中川ひろたか

秋と言えば焼きイモ!秋が深まってくると、小さい子どもたちもおうちや保育園などで食べる機会が多いですよね。
そんなおいもの暮らしをユーモラスに描いた絵本が『さつまのおいも』です。

土の中で暮らすおいもたちは、ご飯を食べたり歯を磨いたりトイレに行ったりと、人のような暮らしをしています。
おいもたちが生活している絵がユーモラスで面白く、身の回りの暮らしに興味がでてきた2歳のお子さんにぴったりの内容ですよ。

土の中のおいもと子どもたちが綱引きをする場面では、「うんしょとこしょ」と親子で元気いっぱい応援してみましょう。絵本の中に参加している気持ちになってとても楽しめますよ。
最後には焼きイモになったおいもたち。最後まで子どもたちが大笑いする仕掛けがつまっているので、ぜひ一度お子さんと一緒に読んでみてくださいね。

商品情報:https://www.crayonhouse.co.jp/shop/g/g9784494005635/

『おつきさまこんばんは』林明子

『おつきさまこんばんは』は、30年以上にわたって読み継がれてきた名作絵本です。
季節を問わず楽しめるストーリーですが、特に十五夜などで月の美しさが際立つ秋に読んでみて欲しい内容ですよ。

絵本では全編を通して、夜空に浮かぶおつきさまの様子を描いています。
雲に隠れて泣きそうになるおつきさま、優しく微笑むおつきさま。おつきさまが見せるいろんな表情に、子どもたちは夢中になって喜びます。
赤ちゃんの頃に読んだことがある子も、言葉の意味が分かるようになった2歳の時期に読んでみるとまた違った感覚で楽しめるでしょう。

読んだ後には夜空の月を見上げたいような気持ちにさせてくれます。親子で秋の夜を過ごすおともに、ぜひおすすめの1冊です。

商品情報:https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=355

『さわさわもみじ』ひがしなおこ

秋の公園を情感いっぱいに描いた『さわさわもみじ』。
秋の風が吹く様子やどんぐりが落ちてくる様子を、独特の言葉と絵でリアルに表現しています。

「さわさわ」と吹く風、「ぽとんことん」と落ちてくるどんぐりなど、2歳の子でも分かりやすい表現で秋の自然を表しているのがポイントです。
もみじやどんぐり1つ1つの表情がとても豊かで、秋の冷たい風の中にも温かさを感じますよ。

読んだ後は秋の公園にお出かけしたくなるこの絵本。公園の中で目をつぶって、絵本のように秋の音を感じてみるのも楽しいですね。
親子で秋の自然を感じるきっかけに、ぜひ読み聞かせてあげて欲しい絵本です。

商品情報:https://shop.kumonshuppan.com/shopdetail/003001000087/

『どんぐりとんぽろりん』武鹿悦子

『どんぐりとんぽろりん』は、赤・黄色・茶色といった秋の自然の色がページいっぱいにあふれている素敵な絵本です。
2歳の子が大好きな「どんぐり」がメインのお話なので、お散歩好きな2歳の子にとても喜ばれるでしょう。

主人公のリスとクマが秋の自然を味わうという、季節感たっぷりのストーリー。
「ぱらぱら、とんとん」という音とともに落ちてくるたくさんのどんぐりは、見ていて楽しい気分になります。リズミカルな言葉と可愛らしいイラストが相まって、2歳の子にも分かりやすく楽しめる内容になっていますよ。

「もっとちょうだい」「じゃあまたね」など簡単な言葉がたくさん出てくるので、2語文が出てきた時期の子にはぴったりかもしれません。
木の実や落ち葉を集める遊びが大好きな2歳の子には、ぜひ読み聞かせてあげたい1冊です。

商品情報:https://www.hisakata.co.jp/book/detail.asp?b=025244

まとめ

今回は、2歳の子におすすめの秋の絵本をまとめてご紹介しました。秋を感じられる素敵な絵本がたくさんありましたね。
この記事を参考に、お子さんにぴったりの秋の絵本が見つけられると幸いです。

周りの刺激をぐんぐん吸収して大きくなる2歳の時期。
あっという間に過ぎてしまう子どもの成長に合わせて、季節を感じる絵本にたくさん触れさせてあげたいですね。

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