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敬老の日におすすめ!おじいちゃんと読みたい絵本6選

もうすぐ敬老の日。今回は、おじいちゃんと読みたいおすすめの絵本についてご紹介します。
お孫さんとの触れ合いに、絵本の読み聞かせはとてもおすすめですよ。
おじいちゃんが絵本を選ぶ際のポイントについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

おじいちゃんの読み聞かせにはメリットがいっぱい

お孫さんに、絵本の読み聞かせはしてあげていますか?
実は、おじいちゃんが絵本の読み聞かせをするメリットはたくさんあるんです。
どんなメリットがあるのか、1つずつ見ていきましょう。

孫と触れ合う時間を充実させられる

絵本は、お孫さんと過ごす時間を充実させてくれるアイテムです。
子育てにあまり関わって来なかった世代のおじいちゃんは、小さいお孫さんにどう接していいのか分からないこともあるかもしれませんね。そんなおじいちゃんは、ぜひ絵本の読み聞かせに挑戦してみてください。

小さい子どもたちは、絵本を読んでもらうのが大好きです。読み聞かせの上手さに関係無く、おじいちゃんの読み聞かせを喜んで聞いてくれるはずですよ。

子どもを喜ばせる特別なおもちゃを用意する必要はありません。「おじいちゃんに絵本を読んでもらった」というそれだけのことが、子どもたちの胸に大切な思い出となって残るでしょう。

おじいちゃんならではの演出で読める

低くて重みのある声、聞き慣れない方言、経験に基づいた知識などは、人生経験豊富なおじいちゃんにしかない素敵な魅力です。
そんなおじいちゃんの読み聞かせは、ママやパパとはまた違った独特の面白さがあるでしょう。

絵本を読みながらおじいちゃんの知識や経験を教えてあげても良し、おじいちゃんが登場する絵本をリアルな声で再現してあげるのも良し。
おじいちゃんにしかできない演出で読み聞かせをして、お孫さんを喜ばせてあげましょう。

おじいちゃんの読み聞かせにおすすめの絵本の選び方

おじいちゃんが読み聞かせをする場合、どうやって絵本を選べばいいのでしょうか?
おすすめの絵本の選び方についてご紹介します。

おじいちゃんが出てくる絵本を選ぶ

せっかくおじいちゃんが読み聞かせをするのなら、「おじいちゃんが出てくる絵本」を選んでみるのがおすすめですよ。

おじいちゃんと孫の関わりを描いた絵本は、たくさんあります。
絵本を読みながら「この絵本のおじいちゃんは、おじいちゃんに似ているね!」とお孫さんとの会話も弾みます。

「おじいちゃんが出てくる絵本」はこの記事の中でもたくさんご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

おじいちゃんの体験を伝えられる絵本を選ぶ

昔の暮らしや戦争など、おじいちゃんの過去の体験がテーマになっている絵本もあります。
そういった絵本は、おじいちゃん自身の経験をお孫さんに伝えられるのでおすすめです。

「おじいちゃんの子どもの頃はこんな暮らしをしていたよ」と、絵本のイラストとともにお孫さんに伝えてみましょう。
イラストで見ることで、小さいお子さんでもおじいちゃんの話をリアルに想像できるでしょう。

おじいちゃん自身の話をすることは、お孫さんとの距離が縮まるきっかけにもなります。
絵本を通してお孫さんと会話をすることで、普段は話さないようなことも話す機会ができますよ。

「死」がテーマの絵本選びは慎重に

おじいちゃんが登場する絵本の中には、「死」がテーマになっている絵本もあります。
大人にとっては感動的な内容に思える絵本も多いのですが、読み聞かせるかどうかは少し慎重に考えましょう。

特に小さいお孫さんにとって、「死」が出てくる絵本はまだ早いことが多いです。
「死」についての知識が無いまま読み聞かせてしまうと、「おじいちゃんも絵本みたいに死んじゃうの?」とトラウマになってしまうことも。

「死」が出てくる絵本を読み聞かせる場合は、お子さんの年齢・性格・知識などを考慮して慎重に選んであげてくださいね。

おじいちゃんと読みたい!読み聞かせのおすすめ絵本6選

おじいちゃんがお孫さんと読んで欲しい、おすすめの絵本を6冊ご紹介します。
絵本の見どころと、おすすめの年齢についてもまとめていますよ。

『おじいちゃんの小さかったとき』塩野米松

絵本『おじいちゃんの小さかったとき』は、昭和の暮らしをリアルに描いた絵本です。
おじいちゃんが子どもの頃の暮らし・道具・食べ物・遊びなどが、子どもにも分かりやすい絵で丁寧にまとめられています。

「めんこってなに?」「学校ではどんなことをしていたの?」とお孫さんは昔の暮らしに興味津々になるでしょう。
読みながら、ぜひおじいちゃんの懐かしい思い出をお孫さんに話してあげてくださいね。
4〜5歳くらいから楽しめる絵本です。

『ぼくのおじいちゃん』カタリーナ・ソブラル

『ぼくのおじいちゃん』は、版画調の可愛らしい絵が印象的なポルトガルの絵本です。
主人公の男の子の視点から、ゆっくりと日々を楽しむおじいちゃんの日常が生き生きと描かれています。

時間をたっぷり使って手紙を書くおじいちゃん。毎日原っぱでランチを楽しむおじいちゃん。
自分らしく日々を過ごすおじいちゃんの姿は、子どもの目にきらきら輝いて映ることでしょう。

忙しく暮らすお隣さんとの対比も面白く、大人も子どもと一緒になって楽しめる絵本ですよ。
親しみやすい絵で、4歳くらいから楽しめる内容になっています。

『おじいさんならできる』フィービ・ギルマン

『おじいさんならできる』は、海外の人気絵本です。
主人公の男の子のために、素敵なブランケットを作ってくれる優しいおじいちゃん。男の子がどんなにボロボロにしてしまっても、おじいちゃんは手品のように新しいものに作り変えてくれるのです。

おじいちゃんの周りの人々の暮らしをリアルに描いた絵も必見です。
「この人は何をしているのかな?」と話しながら、お孫さんと一緒に絵をじっくり見て楽しんでみましょう。
単純なストーリーなので、4歳くらいから楽しめる絵本です。

『だいじょうぶ だいじょうぶ』いとうひろし

ほんわかした雰囲気の可愛い絵が目を引く絵本『だいじょうぶ だいじょうぶ』。
主人公の「ぼく」がおじいちゃんとの思い出を振り返る様子が、優しい言葉と絵で表現されています。
おじいちゃんが何度も繰り返す「だいじょうぶ だいじょうぶ」という言葉が、ぼくの回想を通して優しく心に響きますよ。

ぜひ絵本のおじいちゃんになったつもりで、優しい声で「だいじょうぶ だいじょうぶ」と読み聞かせてあげてください。
まだ文章の意味は分からなくても、おじいちゃんが読んでくれた言葉の温かさがお孫さんの胸に残ります。

ラストは胸のつまる展開になっており、5〜6歳以上の子におすすめの内容です。

『おっと合点承知之助』齋藤孝

『おっと合点承知之助』は、懐かしい日本の言葉遊びがたっぷり詰まった絵本です。
主人公のおじいちゃんは、忍者になったり子どもと一緒につまみ食いをしたりと、子ども以上に元気いっぱい!
孫たちと遊びながら、懐かしい言葉遊びを連発します。

「その手は桑名の焼き蛤」「驚き桃の木山椒の木」「あたりき車力のコンコンチキ」など、声に出すだけで楽しくなる付け足し言葉が満載です。
ぜひお孫さんと一緒に声に出して笑ってみましょう。
言葉の意味が分からなくても面白いので、2歳頃から楽しめますよ。

『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』長谷川義史

タイトルから楽しい絵本『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』。
主人公のぼくの「おじいちゃんのおじいちゃんはどんな人?」という疑問から始まり、
ぼくのルーツを辿って時代がタイムスリップしていきます。

ハイカラな装いがかっこいい「おじいちゃんのおじいちゃん」。
その後も明治・江戸…と時代をさかのぼり、おじいちゃんに読みきれないくらいの「ひい」が付くところで子どもたちの笑いを誘います。
最後には原始時代までさかのぼり、現代までつながる命のすごさが感じられますよ。

各時代を表した絵を楽しみつつ、ユーモアたっぷりに読み聞かせてお孫さんを笑わせてあげましょう。

まとめ

今回は、おじいちゃんの読み聞かせにおすすめの絵本をご紹介しました。
お孫さんと読んでみたい絵本は見つかりましたか?

絵本は子どもの心の栄養。
お孫さんと関わる時間が短いおじいちゃんだからこそ、絵本を通してお孫さんにたくさんの思い出を作ってあげて欲しいと思います。

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