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絵本の収納が大変…“絵本の整理と選び方”のヒント

気付けば本棚が絵本でいっぱい。
リビングの隅や子ども部屋のカゴにも、いつの間にか絵本があふれていませんか?

「どれもお気に入りで手放せない」「でも新しい絵本も読ませたい」——そんな気持ちを抱えるママは多いですよね。

絵本は、子どもの成長に合わせてどんどん増えていくもの。
0歳のころは色鮮やかなしかけ絵本、3歳頃になるとストーリーのある絵本へ。

「そろそろ捨てなきゃだめかな」と思いつつも、「思い出があるからなかなか手放せない」
そんなママも多いのではないでしょうか。

でも、無理に減らす必要はありません。

大切なのは「今の子どもに合った絵本を、心地よく管理すること」。
今回は、絵本の整理と選び方のヒントをお届けします。

 

どうして絵本はこんなに増えるの?ママたちの“あるある”事情

・好みや成長に合わせて買い足してきた
・お誕生日やクリスマスプレゼントでもらった
・「思い出があるから捨てられない」

 

どれも、ママの愛情がたっぷり詰まった理由ですよね。
「この絵本よく読んだな〜」なんてボロボロになった絵本を見ると、思い出が蘇って取っておきたくなります。
さらに兄弟がいると、「下の子が読むかも」と思って取っておくこともありますよね。

絵本が増えるのは、子どもとの時間を大切にしてきた証拠です。
だからこそ、整理は“手放すこと”だけではなく、“これからの絵本時間を整えること”と考えてみましょう。

気持ちを切り替えるだけで、すっきりした気分で整理ができますよ。

 

絵本を気持ちよく整理する3つのステップ

整理=処分だけではありません。
絵本の整理をするときに意識したいのは、「今読む絵本」と「思い出の絵本」を分けること。
うまく整理できなくて絵本がごちゃごちゃ…というママ、ぜひ試してみてください。

① よく読む絵本と読まなくなった絵本を分ける

まずは、子どもと一緒に「最近のお気に入りはどれかな?」と話しながら分けてみましょう。
よく読む絵本は取りやすい場所に、読まなくなった絵本は一旦別の箱へ。

この作業のポイントは、“子どもと一緒に行う”ことです。
親は「もう読んでないからこれはいいかな」と思っても、意外と子どもが大事にしている絵本も。

この作業を通して、子どもの“今の好き”を知ることができます。

 

② 思い出の絵本は“特別ボックス”へ

「毎晩読んでいた絵本」「初めて笑った絵本」など、どうしても手放せない絵本は“特別ボックス”を作って保管しましょう。

季節ごとに見返したり、成長した子どもと一緒に読むのも素敵ですね。

大きくなってから読み返すことで、また違った反応も楽しむことができるかもしれません。
絵本を整理することは、思い出を整えることでもありますよ。

 

③ もう読まなくなった絵本は“次の誰かへ”

そうはいっても、絵本を手放さないといけないこともありますよね。
でも廃品回収で捨てるのは心が痛む…

そんな時は、思い切って寄付してみるのもおすすめです。

児童館や保育園、地域の子ども支援団体などに寄付すると、別の親子の手に渡って再び活躍してくれます。
「うちの子が好きだった絵本が、誰かの笑顔につながる」——そう思うだけで、手放すのも少し優しい気持ちになれますよ。

 

絵本を選ぶときのポイント3つ

絵本選びに迷ったら、まずはこのポイントを押さえてみてください。
本屋さんや図書館で、子どもと一緒に選ぶのもおすすめです。

① 年齢・発達に合わせて選ぶ

・0〜1歳には触って楽しめるしかけ絵本
・2〜3歳にはリズムのある言葉遊び絵本
・4歳以降はストーリー性のある絵本

こんな風に、成長に合った内容を意識してみましょう。

もちろん子どもによってこの通りではいかないこともあるので、子どもの興味に合わせて選ぶのもおすすめです。
「絵本 おすすめ 年齢別」などで検索してみると、他のママたちに人気の絵本も見つけやすいですよ。

 

② 季節や行事をテーマに選ぶ

秋には「お月見」「ハロウィン」、冬には「クリスマス」など、季節の行事を題材にした絵本もおすすめです。

季節を感じながら親子で絵本を読む時間は、特別な思い出になります。
この時期にはこんなイベントや行事があるという学びの時間にもなりますね。

親子の会話にも繋がるので、絵本選びに迷った時は季節のテーマを選ぶのもおすすめです。

 

③ ママやパパも“読んで心地いい”絵本を選ぶ

絵本を選ぶ際は、どうしても子ども目線で選んじゃいますよね。
でも、子どもだけでなく、読む大人の心がほっとする絵本を選ぶのも大切です。

お気に入りの絵本が見つかると、読み聞かせが楽しみな時間になりますよ。

子どもが寝た後、大人が何度も読みたくなるような絵本もたくさんあるのでぜひ探してみてくださいね。

▶︎ 大人が泣ける絵本特集はこちら

 

絵本選びに迷ったら「絵本のサブスク」という選択肢も

「新しい絵本を読みたいけど、自分で選ぶのはもう疲れた…」
「絵本を買ったはいいけど、全然読んでくれなかった…」
そんなときに便利なのが、絵本のサブスクサービスです。

年齢に合わせた絵本が毎月届くので、「どんな絵本を選べばいいかわからない」と悩むママにぴったり!
忙しいママの代わりに、プロが良書を選んでお届けします。

兄弟・姉妹でサービスの共有も可能で、0歳向けと3歳向けなどの指定ができる便利なサービスも。

「絵本を持ちすぎない」「でも好奇心は止めない」——そんな理想的な絵本ライフが無理なく続けられます。

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まとめ

絵本を整理することは、思い出を捨てることではありません。
子どもの「今」に合った絵本を選び、親子が心地よく過ごせる空間を作ること。
それが、これからの絵本時間をもっと豊かにしてくれます。

整理をしても「絵本が増えすぎて困ったな」と感じたら、寄付で次の誰かに譲るのも一つの方法です。
また、サブスクなど新しい方法も取り入れて、親子にぴったりの“ちょうどいい絵本ライフ”を楽しんでくださいね。