ロゴ

寝かしつけにおすすめ!子どもが自然に眠くなる寝る前絵本6選

一日の終わり。

「そろそろ寝ようか」と声をかけても、なんとなくそわそわして落ち着かない…
そんな夜、ありませんか?

実は、子どもにとって寝る前は“心と体がゆっくり夜モードに切り替わる時間”。
このタイミングにぴったりなのが、静かに世界に入り込める絵本 なんです。

寝る前の絵本は早く寝かせるためというより“安心して眠りに入れる準備をしてあげる時間”。
そう考えると、気持ちもグッとラクになりますよ。

ここでは、夜の読み聞かせにぴったりの絵本を6冊ご紹介します。
今日の寝かしつけにもすぐ使えるので、ぜひ親子でゆったり楽しんでくださいね。

 

寝る前に向いている絵本ってどんな絵本?

寝る前におすすめなのは、こんなタイプの絵本です。

・文が長すぎず、ゆったり読める
・色づかいが落ち着いている
・読みながら心が“しずか”になっていく
・心地よい反復やリズムがある
・刺激より安心が大きいもの

子どもは1日の刺激の余韻を体に残したまま寝ることが多いので、絵本で“気持ちの階段をゆっくり降りる”イメージがあるとスムーズに眠れます。

では、ここからおすすめ6冊を紹介しますね。

 

寝る前におすすめの絵本6選

優しい言葉、ゆったり流れるストーリー、ページをめくるたび深呼吸したくなるような絵。
寝る前の時間をゆっくり過ごせて眠気も誘う、優しい絵本を集めました。

おやすみ、エレン (カール=ヨハン・エリーン)

おすすめ年齢:2歳頃〜

ゾウのエレンと一緒に、眠くてくたくたになる冒険に出るお話。
途中で出会う“眠りへ導くキャラクター”たちの力を借りながら、だんだんと体が重く、まぶたがとろ〜んとしてくる…という構成です。

心理学的技法を取り入れた文章で、自然と睡眠モードへ誘われる一冊。

ポイント
・読み方のガイド付きで、寝かしつけが苦手なママでも使いやすい
・いつ寝てもいいんだよと優しく諭してくれる
・寝る前専用の「特別な物語」として使える

 

ねむたい ねむたい (やぎゅう げんいちろう)

おすすめ年齢:0歳頃〜

ねむたい ねむたいなすびのこ、ばななのこ、かぼちゃのこ…眠たい野菜たちがこてんと横になって寝ちゃう。
読んでいるうちに子どもはもちろん、大人までもまぶたが重くなっていくようなお話です。
短い繰り返しの言葉と、眠たそうな野菜の表情が“ふわ〜っ”と眠気を誘います。

ポイント
・静かな繰り返しが、睡眠導入に向いている
・寝かせよう!と意気込まず簡単に読みやすい
・読む側のトーンが自然と落ち着いていく

 

おつきさまこんばんは (林 明子)

おすすめ年齢:0歳頃〜

夜空に浮かぶお月さまが、雲に隠れたりまた顔を出したり。
その様子を優しい表情で見守るように描いた“夜の入門絵本”です。
お月さまの表情の変化が子どもを安心させ、「夜はこわくないよ」という気持ちをそっと届けてくれます。

ポイント
・短くて読みやすいので寝る前の最初の1冊に◎
・夜の世界がやさしく描かれていて不安が減る
・0歳〜の超ロングセラーで外さない安定感

 

おやすみ、はたらくくるまたち (シェリー・ダスキー・リンカー)

おすすめ年齢:3歳頃〜

昼間は大忙しのショベルかーやブルドーザーも、夜になるとエンジンを止めて目を閉じる…。
車の絵本は寝る前にはちょっと刺激的…と思うかもしれませんが、働いたあとにぐっすり眠る姿が描かれているので、不思議と気持ちがふわっと落ち着いていきます。
「車も寝るんだよ、一緒に寝ようか」と誘いやすくなる一冊です。

ポイント
・車好きの子でも興奮せず眠気を誘える
・「今日も頑張ったね」を伝えるのにぴったり
・寝る時は静かに目を閉じて…を伝えやすい

 

ノンタン おやすみなさい (キヨノ サチコ)

おすすめ年齢:3歳頃〜

寝たくないノンタンがお友だちに会いに行くけれど、遊んでくれるのは暗闇で起きているふくろうくんだけ。
ノンタンは嬉しくて遊ぼうとしますが、暗い夜の鬼ごっこはちょっと大変で…?
「まだまだ遊びたい」と寝てくれない子に、夜は寝る方がいいよと優しく伝えてくれる絵本です。

ポイント
・テンポはあるけれど刺激は控えめ
・繰り返しが多く、子どもが落ち着きやすい
・気持ちがハイな日の“鎮静本”として優秀

 

もう ねんね (松谷 みよ子)

おすすめ年齢:0歳頃〜

「もう ねんね」と語りかけるように、赤ちゃんが眠りにつくまでの時間を描いた絵本。
お布団に入り、目を閉じ、体がぽかぽかしてくる…そんな眠りへの過程がゆっくり進んでいきます。
語りかけるような繰り返しのリズムが心地よく、心地良い眠りの時間を誘ってくれますよ。

ポイント
・文のリズムが“寝る前仕様”で安心感大
・親子のスキンシップと相性抜群
・ベビー向けだけど、3歳頃でも十分寝かしつけに使える

 

まとめ|寝る前の絵本は「眠らせる」より「安心させる」

寝る前の読み聞かせでいちばん大切なのは、「眠りなさい」よりも「安心していいよ」という気持ちを伝えることなんです。
今日紹介したような絵本は、子どもの気持ちをゆっくり夜モードに整えてくれる“おやすみスイッチ”のような存在になります。

焦らなくても、ページを飛ばしても、途中で終わってもいいんです。

眠りにつく前の数分間の「ママと一緒にゆったりできる時間」
これこそが、子どもの睡眠を安定させる一番の近道です。

気になる絵本があったら、ぜひ寝かしつけに取り入れてみてくださいね。

 

「子どもにいろんな絵本を読ませてあげたい」「どんな本を選べばいいか迷う…」というママも多いですよね。
そんな時には絵本のプロに選んでもらうのはいかかでしょうか?

絵本のサブスクなら、年齢や成長に合わせた絵本が毎月届くので、今のお子様にぴったりな絵本とも自然に出会えます。

自分では選ばないような絵本に出会えるのも魅力ですよ。
親子の時間をもっと広げたいときに、ぜひチェックしてみてください。
▶︎ お子さんにぴったりの絵本が届く【絵本のサブスクはこちら