
「ご飯だべようか」「いや〜」
「出かけるから着替えよう!」「いや〜」
自我が芽生えて、なにを言ってもイヤと言ってくるようになるイヤイヤ期。
自分でやりたいけど、上手く表現できないという感情が含まれていることもありますね。
仕方ないこと、成長だから嬉しいことと頭ではわかっていても、ずっとイヤイヤと言われるとどうしていいか分からないしぐったりしてしまう。
今回はそんなイヤイヤ期におすすめの絵本を集めました。
ママやパパは笑えてくるし、子どもは「イヤイヤ」と言っている子を客観視できますよ。
絵本の中で自分と同じように「イヤイヤ」と言っている子を見て、子どもはどう思うんでしょう?
絵本を読んで子どもがどう感じているのか、見てみるのも面白いですよ。
絵本を読むのすら「イヤ!」となっている時には「あれ?これなにかな?面白そう〜!」と、興味を持たせる言葉で誘ってみてくださいね。
目次
2歳向け!イヤイヤ期におすすめの絵本
いやだいやだ せな けいこ
なんでも「いやだ」と言うルルちゃん。
なんでもかんでも「いや」と言っていたら、お母さんまで「いやだ」と言い出しちゃった。
抱っこもしてくれません。
さらにはおやつも靴も、大好きなくまのぬいぐるみまでルルちゃんに「いやだ」と言い出してさあ大変。
みんなに「いやだ」と言われて泣いちゃうルルちゃん、さあどうしよう?
この絵本は「いや」と言わないでねと諭すのではなく、「そしたらどうするの?」と聞いて終わります。
子ども自身に考えさせることもできる絵本です。
ルルちゃんの部分を、子どもの名前に言い換えて読むのも面白いですよ。
はけたよ ずぼんぼん minchi
お着替えタイムに「1人でやる!」「着替えるのイヤ!」こんな時期におすすめの一冊。
ママやパパは、思わずあるある!と言いたくなる光景が出てきて笑っちゃうかもしれませんね。
ズボンの履き方も一緒に覚えられて、お着替えの練習にもなる絵本です。
「のこのこきのこ きのこずぼん」「ずぼんぼん」思わず口に出したくなるフレーズは、一度聞くと忘れられない!
お着替えタイムにこの言葉を言ってみると、スムーズにお着替えできるかも?
ノンタンぶらんこのせて キヨノ サチコ
「貸して〜」「いや〜」こんなやり取りになっちゃう子におすすめ!
ノンタンは、お友達がブランコ代わってと言っても全然代わってくれません。
お友達と仲良くしたくないわけじゃないけれど、まだまだ遊びたいという気持ちもある。
そんな子どもの気持ちを、上手く表現してくれている絵本です。
順番代わろうね、貸してあげようねを優しく伝えてくれます。
はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう! くぼ まちこ
歯磨きがいやな子におすすめ!
歯磨きが嫌いなたっくんの前に、はみがきれっしゃがやってきます。
いつもはやりたくない歯磨きなのに、はみがきれっしゃの歯ブラシならお口に入れてくれるんです。
お口の中には食べたものが残っているんだよ、ということもわかりやすく伝えてくれます。
歯磨き前にこの絵本を読めば、きっと歯磨きがしたくなりますよ。
いるよね~!こんなこ たかい よしかず
イヤイヤ期に疲れたママやパパが共感できる内容が盛りだくさん!
ぶたのブブタと我が子が同じような行動をしていて、子どもと笑いながら読める絵本です。
前から読むとブブタのイヤイヤあるあるな内容が、後ろから読むとブブタのお利口さんな姿が描かれています。
イヤイヤ側を読むときには「同じだね〜」と話してみたり、お利口さん側を読むときには「今日はこれができたね」と話してみたり。
親子のコミュニケーションを取るのにもおすすめの一冊です。
イヤイヤ期向けの絵本を選ぶポイント
・日常と結びつきやすいもの
・子どもが好きなもの
ひとくくりにイヤイヤ期と言っても、子どもそれぞれ行動は違ってきます。
どんな絵本がいいのか悩んだら、このポイントを押さえて選んでみてください。
日常と結びつきやすいもの
歯磨きや着替え、食事など、普段の生活が出てくる内容だと、興味を持ちやすくなります。
歯磨きが上手にできていたり、美味しくご飯を食べていると、「いや」と言っていたことをやりたくなるかもしれません。
また、自分と同じように「いや」と言っている子が出てくるものなら、共感しながら読むこともできるでしょう。
ママやパパも我が子と似ている内容に、笑いながら読めますよ。
子どもが好きなもの
イヤイヤ期に限らずですが、絵本は興味を持ってもらわないとじっと聞いてくれませんよね。
子どもの好きなキャラクターやデザインなど、まずは興味を持ってもらうことが大事です。
2歳は好き嫌いをアピールし始める時期でもあるので、本屋さんや図書館で一緒に選ぶのもおすすめです。
まとめ
魔の2歳児と言われるイヤイヤ期。
なんでもイヤと言われたら、どうしていいか分からないし疲れちゃいますよね。
困った時こそ絵本をぜひ活用してみてください。
言葉で伝えるよりも絵本で見て聞いて、自分でなにかを感じ取ってもらう方が伝わることもありますよ。
イヤイヤ期が過ぎたとき、改めて一緒に読んで「こんなんだったんだよ〜」と話してみるのもいいですね。
今はそんな余裕を持てないかもしれませんが、イヤイヤ期を思い出して笑える日がやってきます。
絵本を使って、イヤイヤ期を楽しく乗り切りましょう!