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赤ちゃんにうつぶせ寝をさせても大丈夫?赤ちゃんが安全に寝れる方法を知ろう!

赤ちゃんにうつぶせ寝をさせても大丈夫?赤ちゃんが安全に寝れる方法を知ろう!

こんにちは、保育士のまるり先生です!

赤ちゃんに「うつぶせ寝はさせない方が良い」と聞いたことがあるものの、なぜうつぶせ寝をさせない方が良いのか、詳しい理由をご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また「赤ちゃんがよくうつぶせ寝をするから心配だな」と思い、中々ぐっすり寝れないという方もいらっしゃいますよね。

しかし正しい知識があれば、心配しすぎる必要はなくなります。

そこで本記事では、赤ちゃんはなぜうつぶせ寝をするのか、赤ちゃんのうつぶせ寝はなぜ危険なのか、赤ちゃんが安全に眠れる工夫をご紹介します。

正しい知識を身につけて、心配しすぎず、赤ちゃんを安全に寝かせてあげましょう。

赤ちゃんはなぜうつぶせ寝をするの?

赤ちゃんのうつぶせ寝を何度直しても、うつぶせ寝に戻ってしまうことがありますよね。
「なぜうつぶせ寝ばっかりするんだろう?」
こう思われてる方もいらっしゃると思います。
その理由を下記で説明します。

呼吸がしやすいから

赤ちゃんがうつぶせ寝をよくする理由の1つは、仰向け寝よりも呼吸がしやすいからです。
うつぶせ寝をすることで臓器への圧迫感がなくなり、呼吸がしやすくなると言われています。
また、質の良い睡眠にも繋がり、いびきも少なくなるのです。

お腹に中にいた状態に近くなるから

うつぶせ寝の状態は手足を曲げられるため、お母さんのお腹の中にいた時と似た体制と言われています。
赤ちゃんはその体制に安心感を得るのです。

赤ちゃんのうつぶせ寝はなんで危険なの?

赤ちゃんのうつぶせ寝は危険と言われている主な理由は、次の通りです。

・SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクを高めるから
・窒息のリスクを高めるから

詳しくは以下で説明します。

SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクを高めるから

SIDS(乳幼児突然死症候群)とは、生後2ヶ月〜6ヶ月頃に起こりやすい「赤ちゃんの突然死」のことです。
またSIDSは、原因が明確になっておらず、睡眠中の発症が多いと言われています。

そしてうつぶせ寝は、このSIDSのリスクを高めると言われているのです。

その理由は、欧米での研究で赤ちゃんに仰向け寝をさせたことでSIDSの発生率が下がったという結果が出たためと言われています。

もちろんうつぶせ寝が直接的な原因というわけではありませんが、欧米での研究結果をきっかけに、うつぶせ寝を避けるよう国が指針を出したのです。

その他にもSIDSを避けるために、できるだけ母乳で子育てをすることや、タバコに気をつけることなどが指針として出されています。

参考サイト 厚生労働省 睡眠中の赤ちゃんの死亡を減らしましょう

窒息のリスクを高めるから

うつぶせ寝は、赤ちゃんの窒息のリスクも高めます。
例えば、布団やクッションなどが近くに置いてあった場合、赤ちゃんがうつぶせ寝になってしまうと、赤ちゃんの体重でクッションなどに顔が埋もれてしまいますよね。
そうなると、窒息のリスクが高まってしまいます。

赤ちゃんが安全に寝れる工夫とは?

あなたが安心して寝るためにも、赤ちゃんが安全に寝れる方法を知りたいですよね。
主な方法は次の通りです。

①:柔らかい布団などを使わない
②:厚着で寝ない
③:柵付きのベビーベッドに寝かせる
④:1歳まではなるべく仰向けで寝かせる

以下で詳細を説明します。

①:柔らかい布団などを使わない

先ほど説明した「窒息のリスク」を下げるためにも、なるべく柔らかい布団は使わないようにしましょう。
また、周りにクッションなどを置かず、掛け布団は軽いものを使ってください。

②:厚着で寝ない

赤ちゃんが厚着をしていると、身動きが取りづらくなります。
赤ちゃんがうつぶせ寝をした時に身軽に動けるよう、寝る時には厚着をしないようにしましょう。

③:柵付きのベビーベッドに寝かせる

赤ちゃんが寝ている時の事故を防ぐために、国が定めた基準を満たすベビーベッドを使用することをおすすめします。
ベビーベッドの柵は転落の危険がないように、常に上げておきましょう。

④:1歳まではなるべく仰向けで寝かせる

赤ちゃんが寝返りを自由にできるようになれば、SIDSの発症率は下がると言われています。
そのため、おおむね1歳頃までは仰向けに寝かせてあげましょう。

赤ちゃんのうつぶせ寝に関する正しい知識を身につけよう

今回は、赤ちゃんのうつぶせ寝に関するお話しをしました。
赤ちゃんを寝かせる時に気をつける点がいくつかありましたが、正しい知識を身につけていれば、必要以上に怖がる必要はありません。

また、赤ちゃんが寝返りをできる状態であり、布団の硬さに気をつけるなどの工夫をすれば、基本的にはそのまま見守っていて大丈夫です。

どうしても不安な場合や困った時は、お医者さんに相談してみましょう。

著者について

株式会社ADrimばぶスク編集長・サブスク事業責任者ばぶスク編集部
「おもちゃのサブスク(おもちゃのサブスク.jp)」「絵本のサブスク(絵本のサブスク.com)」など”0~6歳までの乳幼児の教育支援”をウェブサービスを一貫して行っています。
絵本や知育玩具の提供を通して、大切な子ども(みらい)の良い成長を追求いたします。

保有資格:絵本セラピスト

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