2人目の出産前は、産後どのような生活になるのか不安を抱えている人が多いです。
育児の中でも特に大変なお風呂と寝かしつけをワンオペでする方法を紹介しています。
また2人目が産まれると上の子の赤ちゃん返りが心配になります。
赤ちゃん返りを予防する方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
3歳差育児をワンオペでこなすスケジュール
ワンオペで3歳差育児をする1日のスケジュールを紹介します。
下の子のお昼寝の時間がその日によって変わることもあるため、毎日同じようには動けないので、家事は出来るときに出来ることを少しずつ進めるようにしましょう。
6:00 | 2人起床 上の子はテレビを見る 下の子は授乳 |
7:00 | 朝食 |
7:30 | 着替え、歯磨きなど出かける準備 |
8:30 | 上の子を保育園に送っていく |
9:00 | 買い物 下の子はお昼寝 |
9:30 | 授乳 |
10:00 | 下の子と絵本を読んだり歌を歌って遊ぶ |
11:30 | 昼食 |
12:00 | 授乳 |
12:30~14:00 | 下の子はお昼寝 家事を進める |
15:00 | 授乳 |
15:30 | 夕飯の下ごしらえ |
16:30 | 上の子の保育園のお迎え |
17:30 | お風呂 授乳 |
18:30 | 夕飯 |
19:00~20:00 | みんなで遊ぶ |
20:00 | 歯磨きなど寝る準備 |
21:00 | 授乳 寝かしつけ |
3歳差の子供をワンオペでお風呂に入れる方法
1人で子供2人をお風呂に入れるのはとても大変です。
風邪をひかせないようにスムーズに終わらせ、なおかつお風呂には危険もあるので安全に入れなければなりません。
下記に紹介するお風呂の入れ方を参考に、シミュレーションしてから実践してみてください。
お風呂に入る前の準備
お風呂に入る前の準備はとても大切です。
どれだけ準備がしっかりと出来ているかで、お風呂上がりのスムーズさがかなり変わってきます。
床やハイローチェアに下の子のお風呂上りに使うものをセットしておきましょう。
下からバスタオル→洋服、下着、オムツ→バスタオルの順番で置いておくとお風呂上りがスムーズになります。
下着の袖は洋服の袖に通しておき、オムツは広げて準備しておいてください。
クリームや綿棒など使うものは手の届く場所に置いておくと使いやすいです。
自分や上の子のパジャマやバスタオルもすぐに使えるように準備しておきましょう。
お風呂上りは自分の体を拭いている時間があまりないため、バスローブを用意しておくとスムーズにこなせます。
お風呂の入り方
2.湯船のお湯は少なめにしておいて、上の子1人で湯船に入っていてもらう
3.下の子を連れてきて体を洗う
4.みんなで一緒に湯船に入る
下の子がまだ自分で動けない時期は1人で脱衣所で待っていてもらうほうが安全です。
自分や上の子が体を洗っているときに、シャワーがかからないかなどと心配する必要が無くなります。
しかし下の子が寝返りを始めて動くようになれば、1人で脱衣所に待っている間に周りのものを触ったり口に入れてしまったりと目が離せなくなります。
そのような場合はバスチェアなどを利用して、そこに座って待っていてくれたほうが安全です。
下の子の成長に合わせて、お風呂の入り方を変えていきましょう。
お風呂から出たあと
2.下の子は用意しておいたタオルの上に寝かせて、軽く体を拭き、タオルをかけておく
3.上の子の体を拭いて、自分で出来るところまで着てもらう
4.自分の体を拭いて、体にタオルをかけておく
※このときにバスローブがあれば、バスローブを羽織るだけで済みます。
5.下の子の服を着させる
6.上の子の着替えのチェックをする
7.自分の着替えを済ませる
お風呂から出たあとは、上の子がどれだけ自分のことを自分で出来るかによってスムーズにいくかが変わってきます。
下の子の服を着させるときに、上の子に「どっちが早くお洋服を着られるか、競争だよ!」などと声をかけると、遊び感覚で上の子も一生懸命早く着替えようとします。
子供の機嫌などによって、いつも同じ流れでお風呂に入れるということはないので、臨機応変に対応していきましょう。
3歳差の子供をワンオペで寝かしつける方法
上の子も3歳のため1人で寝られる年齢ではないので、寝かしつけは3歳差育児の1番の難関になります。
0歳児も3歳児もその日によって機嫌ややりたいことなどが変わってくるので、寝かしつけ方も毎日変わってきます。
そのためさまざまなパターンの寝かしつけかたを下記で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
下の子を先に寝かしつける
小さいうちは抱っこをしてゆらゆらしていたり、授乳をしているだけで寝てしまう子が多いです。
下の子が先に寝てしまえば、あとは上の子を今まで通り寝かしつけるだけです。
しかし上の子を寝かしつけているときに、物音や話し声で下の子が起きないように配慮しなければなりません。
また上の子は赤ちゃんに興味があるので、寝ている下の子に指でツンツンしてみたりと起こしてしまう可能性もあります。
上の子が添い寝でトントンしているだけで寝てくれる子であれば、下の子を先に寝かせてしまう方法をおすすめします。
上の子を先に寝かしつける
小さい赤ちゃんでもなかなか寝てくれない子も中にはいます。
そのような場合は上の子から寝かせてしまいましょう。
みんなで布団に行き、下の子は添い乳やミルクを飲んでいるうちに上の子を寝かしつけます。
お話をしたり絵本を読んだり、普段は下の子がいて2人でゆっくりできないことをしてあげると、安心して寝てくれます。
なかなか2人だけの時間を作れないため、このタイミングでスキンシップをとれると上の子も喜んでくれます。
2人同時に寝かしつける
2人同時に寝かしつけるのは大変ですが、1回で寝かしつけが終わるので、そのあとの自分の1人時間が増えるメリットがあります。
2人をトントンしながら歌を歌ったり、下の子を添い乳しながら上の子には絵本を読んであげたりするといいですね。
上の子とは「絵本を〇冊読んだら寝ようね。」と約束しておくことで、そのあとはすんなりと寝てくれることもあります。
子供それぞれの寝やすい環境があるため、自分の子供はどのような環境なら寝てくれるのか、いろいろ試してみてください。
上の子の赤ちゃん返りを予防する方法
2人目が産まれる前から上の子の赤ちゃん返りが始まることもあります。
今回は下の子が産まれてからの予防方法を紹介していきます。
赤ちゃん返りをすると育児が本当に大変になってしまうため、出来ることなら赤ちゃん返りをしないように育児をしていきたいと考えている人が多いです。
ぜひ下記の赤ちゃん返りの予防方法を参考にしてみてください。
赤ちゃんと話すときは上の子についての話もする
ママと赤ちゃんが2人で話していると、上の子は疎外感を感じてしまうことがあります。
そのようなときは赤ちゃんに対して、上の子の話をしてみてください。
例えば「いま、お兄ちゃんがオムツを持ってきてくれたんだよ。優しいね。」や、「お兄ちゃんはご飯をいっぱい食べていてかっこいいね。」と、赤ちゃんに言ってみてください。
そうすることで「ママは僕のこともちゃんと見ていてくれてるんだ」と、安心してくれます。
できる限り上の子の相手をする
下の子が抱っこをしていなくても大丈夫なときは、できる限り上の子の相手をしてあげてください。
自分も家事などやりたいことはたくさんあるかと思いますが、上の子が赤ちゃん返りしてしまったらなおさら家事は進まなくなります。
一緒におもちゃで遊んだり、お話をしたり、たくさんスキンシップをとりましょう。
そうしているうちに上の子が遊びに夢中になってくるので、そのタイミングで家事を少しずつ進めていきましょう。
言葉で伝える
3歳なので、難しい話をしても理解できない部分もあります。
簡単な言葉で上の子への思いを伝えてみてください。
「△△はまだ赤ちゃんで1人で何も出来ないからママは付きっきりになってしまうこともある。だけどママは〇〇のことも大好きだからね。」などとしっかりと言葉にして伝えましょう。
まだ3歳だし言っても分からないと思っている人もいますが、全ては理解できなくても「ママは自分のことが大好き」という気持ちが伝われば上の子も安心できます。
無理をしすぎずに周りを頼りながら育児をしていきましょう
3歳差育児をワンオペでこなしていくのは大変なことですが、子供たちはママが笑顔でいてくれることが大切です。
自分の妥協点を見つけて、あまり頑張りすぎずに育児をしていきましょう。
返信