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アロマ分娩とは?自然分娩とは何が違う?

アロマ分娩とは?自然分娩とは何が違う?

出産日が近づいてくると、陣痛やお産の痛みに対する不安を抱えているママは多いのではないでしょうか。

アロマ分娩は、助産師さんや専門のスタッフさんが側にいてくれ、アロマオイルの香り、ハーブティー、アロマトリートメント等で、お産に対する不安と痛みを和らげてくれるお産方法です。
今回は、アロマ分娩を経験したママに、陣痛と出産時の不安と痛みを和らげることは出来たのか聞いてみました。

アロマ分娩とは?


アロマ分娩のお産はどのような流れで進んでいくのかをご紹介します。
アロマ分娩をすると決めたら、出産の前に、助産師さんか専門のスタッフさんとお産の時に使うアロマオイルをどれにするか相談をします。

アロマオイルの香りは、3~4種類選びます。
基本的には好きな香りを選ぶことが出来ますが、不安を鎮める香りや、陣痛を促進すると言われているような香りもあるので、迷ったら相談してみましょう。

お産の当日。
陣痛が10分間隔になってきたら、自然分娩と同じように、病院へ連絡をします。
病院へ着き、産婦人科医の内診が終わったら、陣痛室へ行き、子宮口が開くのを待ちます。
陣痛が未だ10分間隔の間も、1人で陣痛に耐えるのではなく、助産師さんや専門のスタッフさんが、陣痛とお産の不安や痛みを緩和する為に、ムエット等に付けたアロマオイルを陣痛室に置いてくれたり、ハーブティーを飲ませてくれたり、アロマオイルで手や足のトリートメントをしてくれます。
陣痛の間隔が徐々に短くなり、痛みも増してきたら、痛みが緩和するように、背中を摩ってくれたり、ツボを押してくれます。
出産が終わった後は、産後の身体の回復を促すような足のトリートメントを行ってくれます。
出産の疲れで、トリートメントが難しい場合は、その場で中止することも選べます。

アロマ分娩は、出産前から出産が終わるに至るまで、助産師さんや専門のスタッフさんの心強いサポートを受けることが出来、陣痛やお産の不安と痛みを和らげてくれるお産方法と言えます。

アロマ分娩と自然分娩は何が違う?


アロマ分娩と自然分娩は、自然に陣痛が来るのを待ち、子宮口が開いたらお産をするという、陣痛からお産までの流れは同じです。
違う点としては、出産日の前から出産が終わるまで、常に助産師さんや専門スタッフさんが妊婦さんに寄り添ってくれる点です。

自然分娩は、陣痛やお産の時に使用するアロマオイルは自分で選び、産院の許可が得られる範囲で使用出来るものだと思います。
また、陣痛が10分間隔の時は、陣痛室で1人で耐える場合が多いでしょう。
出産後に足のトリートメントをしてくれることはありません。

自然分娩でも、助産師さんと産婦人科医は、妊婦さんに寄り添った対応をしてくれると思いますが、それ以上に、アロマ分娩は、出産日前からお産が終わるまでの間、助産師さんや専門スタッフさんがアロマオイルの香りとハーブティーの提供、アロマトリートメントやツボ押しをしてくれる等、手厚く寄り添ってくれる点が、アロマ分娩と自然分娩の違いだと言えます。

アロマ分娩を選ぶ理由

アロマ分娩を選ぶ理由は、

陣痛やお産時にお勧めのアロマオイルを専門家と一緒に選べるので心強い

陣痛が10分間隔でも、妊婦1人で耐えるのではなく助産師さんや専門スタッフさんが寄り添ってくれるのでお産に対する不安が和らぐ

経験が豊富にある助産師さんや専門スタッフさんが、陣痛の痛みを緩和するアロマトリートメントを施してくれたり、ツボを押してくれる

お産が終わった後も、身体の回復を促す為のサポートをしてくれる

といった点があげられます。

アロマの香りが好きな妊婦さん、陣痛とお産の痛みが不安な妊婦さんは、アロマ分娩を検討されると良いと言えますね。
アロマ分娩は、アロマオイルの香りと、助産師さんや専門スタッフさんの手厚いサポートで、出産に対する不安が和らぐと思いますよ。

自然分娩を選ぶ理由

自然分娩を選ぶ理由は、

・なるべく自然体に産みたい
・痛みに耐えた分、我が子が産まれた時の感動が大きい
・家族のサポートを得ながら産みたい
・アロマ分娩がある病院が近くにない
・アロマオイルの香りが苦手、控える必要がある
・出産費用を抑えたい

といった点があげられます。

自然に近い形で産みたい妊婦さん、自分の力で産みたい妊婦さん、夫と一緒に出産を乗り越えたい妊婦さんは、アロマ分娩を選ばず、自然分娩で産むことを選択するようですね。
そもそも、アロマオイルの香りが苦手、近くにアロマ分娩が出来る病院が無いという理由で、アロマ分娩を検討しない妊婦さんもいるようです。

私のアロマ分娩体験談


初めての出産で、とにかく不安だらけだった為、出産に対する不安と緊張が少し和らぐと先輩ママから聞いた、アロマ分娩を選びました。
元々アロマの香りが好きだったという点も、アロマ分娩に決めた理由の1つです。

出産当日。
陣痛が10分間隔になったので、病院へ行くと、助産師さんが、事前打ち合わせ時に選んだアロマオイルの香りと、ラズベリーリーフティーを用意して待っていてくれました。
陣痛の痛みに耐える中、助産師さんが、アロマオイルの香りを、時々変えてリラックスさせてくれたり、ラズベリーリーフティーを飲ませてくれたので、とてもリラックスして過ごすことが出来ました。
陣痛の痛みが強くなると、助産師さんが、痛みが緩和するように背中を摩ってくれたり、ツボを押してくれたので、だいぶ痛みが楽になりました。
立ち合い出産で、夫も陣痛室にいてくれたので、両親学級で習った陣痛緩和の為のツボを押してくれていたのですが、正直、助産師さんの陣痛緩和の為のツボ押しの方が痛みが緩和したので、夫ではなく、助産師さんに痛み緩和のツボを押してもらうようにお願いしてしまいました。
子宮口が全開したら、アロマ分娩も自然分娩も同じです。
「いきんでも良いよ。」と言われたら、自分の力で赤ちゃんを産みます。
アロマ分娩は、麻酔を使って陣痛の痛みを和らげるのではないので、陣痛は激痛です。

「もう2度と陣痛の痛みには耐えられない・・!」と思った程です。
しかし、アロマ分娩は、アロマオイルの力と助産師さんや専門スタッフさんのサポートを手厚く受けられることで、出産に対する不安が和らぎ、リラックスしてお産を迎えることが出来たので、アロマ分娩にして良かったと思っています。

陣痛中におすすめのアロマ3選


陣痛中のアロマオイルの選び方は、分娩促進効果のあると言われている香り、リラックス出来る香り、リフレッシュ出来る香り、好みの香りの中から選びましょう。
ここでは、特に陣痛中にお勧めのアロマオイルとその理由をご紹介します。

クラリセージ

クラリセージは、シソ科の植物です。
香りは、甘く爽やかな香りです。
あまり聞き慣れないアロマオイルかもしれませんが、分娩促進作用・子宮強壮作用があるとも言われており、出産時に使用するアロマオイルとして選ばれることが多いアロマオイルの1つです。

ラベンダー

ラベンダーは、鎮静作用、リラックス作用があると言われており、人気の香りですよね。
妊娠初期には使用を控えた方が良いアロマオイルの1つですが、お産時には使用出来る香りです。
陣痛の痛みに対する不安を落ち着かせたい妊婦さんにお勧めです。

ペパーミント

スッキリとした香りで、陣痛中に吐き気を感じる時に使用すると良いと言われています。
ペパーミントの爽やかな香りは、鎮静効果があると言われており、陣痛中に気分をリフレッシュしたい時にあると良いアロマオイルです。

自分好みの香りもブレンドがおすすめ

妊娠期間中は、香りの好き嫌いが出やすいと言われています。
陣痛中にお勧めの香りでも、苦手な香りだったら気分が悪くなってしまうかもしれません。
自分が気に入った香りのアロマオイルをブレンドしても良いでしょう。

アロマ分娩の注意点

アロマ分娩は、アロマオイルの香りの効果、助産師さんや専門スタッフさんの手厚いサポートがあり、心強いお産方法ではありますが、注意点があるので確認しておきましょう。

使用量・使用方法を守る

出産時は、アロマオイルをムエットやティッシュ等に数滴垂らし、香りを嗅ぐ芳香浴がお勧めです。
アロマオイルを垂らし過ぎると、気分が悪くなる可能性があるので、決められた使用量を守りましょう。
また、アロマオイルを直接手につけると、手がヒリヒリすることがあるので絶対に止めましょう。
足や手にアロマオイルを使用したトリートメントを行う際、植物オイルで希釈する場合は、アロマオイルの量が1%以下になるようにしましょう。

合わなかったらすぐに使用を中止する

出産は命がけです。
気分が悪いようでしたら、すぐに使用を中止しましょう。
また、妊娠中は肌が敏感になっていることも考えられるので、アロマオイルを使用して足や手のトリートメントを行う際に、ヒリヒリとした痛みを感じたり、赤みが出るようならすぐに使用を中止しましょう。

納得出来るバースプランでお産を迎えよう


出産は、誰しも不安なものです。
少しでもリラックスしたお産が出来るように、バースプランを考えておきましょう。
バースプランでは以下のようなことを考えます。

・出産方法を決める・・・無痛分娩・自然分娩・アロマ分娩のいずれにするのかを決めましょう

・出産時に陣痛室・分娩室ですることを決める・・・出産時に使用したいアロマオイルを選ぶ、好きな音楽を選ぶ等、自分が安心してお産が出来るようにやりたいことを決めておきましょう

・立ち合い出産をするか決める・・・立ち合い出産を希望する場合は、事前に、夫も両親学級に出たり、病院から説明を受ける必要がある場合がありますので、予め夫と一緒に出産に挑むのか決めておきましょう

他にも、「赤ちゃんが産まれたら家族で写真を撮りたい!」、「陣痛促進剤はなるべく使いたくない。」等、出産に対して希望があれば、全て書き出して、妊婦さんから家族と出産予定の病院へバースプランを伝えましょう。
予め、出産の時にどうしたいかを決め、周囲に伝えておくことは、安心出来るお産を迎える為に必要なことです。
自分の納得出来るバースプランを考え、素敵な出産を迎えて下さいね。

著者について

株式会社ADrimばぶスク編集長・サブスク事業責任者ばぶスク編集部
「おもちゃのサブスク(おもちゃのサブスク.jp)」「絵本のサブスク(絵本のサブスク.com)」など”0~6歳までの乳幼児の教育支援”をウェブサービスを一貫して行っています。
絵本や知育玩具の提供を通して、大切な子ども(みらい)の良い成長を追求いたします。

保有資格:絵本セラピスト

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