スマホ育児は赤ちゃんにどんな影響があるの?メリット・デメリットをご紹介します
こんにちは、保育士のまるり先生です!
最近よく見かける「スマホ育児」ですが、実際のところ、赤ちゃんにはどんな影響があるのかご存知でしょうか。
結論から言うと、スマホ育児にはメリットもデメリットもあります。
そこで今回は、スマホ育児が赤ちゃんに与える影響を、メリットとデメリットに分けてご紹介します。
その他にも、赤ちゃんにスマホを見せるときの注意点などもご紹介しますので、この記事を読んで、適切にスマホを活用して頂けたら幸いです。
目次
スマホ育児をしている親はどのくらいいる?
実際にスマホ育児をしている親の割合はどれくらいなのか、調査してみました。
電通メディアイノベーションラボが行ったネット調査では以下のような結果が出ています。
年齢 | 0歳 | 1歳 | 2歳 | 3歳 | 4歳 | 5歳 |
---|---|---|---|---|---|---|
スマホ接触率 | 23% | 34.5% | 46% | 35.5% | 42.5% | 38% |
この結果からは、0歳児の23%がスマホを利用している事が分かります。
また、0〜5歳児の中では、2歳児の使用率が最も高いです。
赤ちゃんのうちからスマホを触るのは、もはや当たり前のことになりつつある事が分かります。
引用元:電通報
スマホ育児のメリット・デメリット
それでは、スマホ育児のメリット・デメリットは何なのかを解説していきます。
メリット
スマホ育児をするメリットは以下の通りです。
– 豊富な知識が身に付く
– 親の育児の負担が軽減される
以下で詳しく説明します。
待ち時間などに大人しくしてくれる
ある程度視力が上がってくると、赤ちゃんは動くものや音の鳴るものに興味を持ちます。
そのため、スマホから流れる映像や音に興味を持つのです。
そのためスマホ育児は、レストランに行った時や、電車やバスの中などの待ち時間に大人しくしてくれると言うメリットがあります。
豊富な知識が身に付く
普段の生活の中では中々触れない知識を、スマホの中で学べるのも1つのメリットです。
また、スマホの操作方法なども自然と覚えていて、子どもの学習能力に驚く事もあるでしょう。
デメリット
次にスマホ育児をするデメリットは以下の通りです。
– コミュニケーション力が下がる
– 視力が下がる
詳しく見ていきましょう。
子どもがスマホ依存になる可能性がある
大人でさえも「スマホ依存症」が問題視されている世の中ですが、子どもももちろん、スマホ依存症になります。小さいうちからスマホ依存症になると、生活の乱れに繋がったり、学業や仕事に支障が出たりしてしまいます。
コミュニケーション力が下がる
赤ちゃんの時期は、人としての基盤を育てるとても重要な時期です。
そのため、親とのコミュニケーションやスキンシップがとても大切とされています。
しかし、スマホ育児に頼りきりになってしまうと、コミュニケーションをとる時間が大幅に減ってしまうのです。そうなると、赤ちゃんのコミュニケーション力が付かないまま大きくなってしまう危険性があります。
視力が下がる
0歳から6歳までは、目の機能が育つ大切な時期です。
短時間なら問題ないですが、長時間スマホを見続けると、視力が上がらなかったり、ピントを合わせる機能がうまく育たなかったりします。
スマホを見せる際の注意点
それでは赤ちゃんにスマホを見せる際の注意点をご紹介します。
主な注意点は次の通りです。
– なるべく使わない
詳細は以下の通りです。
時間を決めて使うようにする
スマホを赤ちゃんに見せる際には時間をしっかりと決め、短時間にしましょう。
また、時間だけでなく「距離」も重要です。距離はなるべく30センチ以上離す事をおすすめします。
なるべく使わない
育児の負担が軽減されるとは言え、赤ちゃんの時期にスマホを見せるのは、やはりおすすめできません。赤ちゃんの時期は、大切な発達が沢山あるからです。
時間や距離など、メリハリのある使い方を管理できる自信のない方は、スマホ育児はなるべくしないようにしましょう。
スマホはコントロールして活用しよう!
本記事では、スマホ育児が赤ちゃんに与える影響をメリットとデメリットに分けてご紹介しました。スマホ育児にはメリットもデメリットもある事が分かりましたね。
結論としては、育児の負担を軽減させるために、スマホを活用するのは悪いことではありません。
何よりも大切なのは、スマホを親がしっかりとコントロールして、活用する事です。
スマホを赤ちゃんに見せる際には、時間や距離などをしっかり決めるようにしましょう。
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