「もっとちゃんとしなきゃ」「あれもこれも私がやらなきゃ」
そんなふうに、自分で自分にプレッシャーをかけていませんか?
私自身、結婚したてや子どもが生まれた直後には「完璧にやらなきゃ!」と思い込んでいた時期があります。
でも、ある日ふと「最悪やらなくても死なないし、いっか!」と手放してみたら…めちゃくちゃ心がラクになったんです。
今回は、そんな私の体験も交えつつ、“完璧”を手放してラクになるための5つの考え方をお届けします。
1.「ちゃんとしなきゃ」を捨てる勇気
3食手作り、部屋はピカピカ、子どもにずっと笑顔で対応…
そんな「理想のママ像」に、自分を無理やり当てはめてませんか?
私も昔は、「主婦なんだからもっと丁寧に家事しなきゃ」と思っていました。
ちょっとできないことがあると「今日は何もできなかった」なんて思ってしまったことも。
でも実際、レトルトでも冷凍でもごはんは出せるし、部屋が少し散らかってても誰も死なない(笑)
思い切って「今日はお惣菜でOK」「洗濯は明日でいっか」と緩めてみたら、気持ちにゆとりが生まれました。
育児も同じです。
子どもに対して手を抜くことは悪いことと思いがちですが、本当にそうでしょうか?
手を抜くこと=サボりじゃなく、自分を守るために必要なことなのかもしれません。
2.「比べること」をやめてみる

SNSには、完璧なママがあふれていますよね。
手作りおやつ、綺麗な部屋、おしゃれな親子コーデ…
それを見るたびに「なんで私はできないんだろう」と落ち込んでしまっていませんか?
でもよく考えてみてください。
SNSのキラキラした世界は「毎日じゃない」んです。
あるママが言っていました。
「SNSは“ママのハレの日”で、リアルな日常はもっとバタバタだよ」と。
自分でSNSをあげるとき、ダメな自分ばかりあげることなんてないですよね?
ちゃんとできたもの、綺麗なものを選んでいるはずです。
よそのママも同じ。
比べたところで意味なんてないし、しんどくなるだけ。
よそと比べる代わりに、「今日よく笑ってくれたな」とか、「今日はちょっとゆっくりできた」など、自分にとっての小さな〇を見つけていきませんか?
3.「やらない育児」こそ、子どもの成長チャンス
・着替えさせてあげる
・片づけを手伝ってあげる
・おもちゃの取り合いを仲裁する
子どもに対して、つい「やってあげたくなる」ことってたくさんありますよね。
自分でやった方が早いと思ってしまうこともあります。
でもちょっと待ってみてください。
大人がやらないことで、子どもは“自分でやってみる”経験ができるんです。
たしかに、ママが完璧にサポートしてたら、子どもは困ることも失敗もしないかもしれません。
でも、失敗やイライラの中で“どうしよう?”を学べるのは、とても大事なことですよね。
ママが「やらない」選択をしたときこそ、子どもが一歩成長するきっかけになるかもしれませんよ。
4.「無理」って言っていい

疲れたとき、「なんでこんなにしんどいんだろう…」って思ったことありませんか?
私自身、毎日ちゃんとやっているはずなのに、自分だけ空回りしてる気がして「私ってダメだなあ」って責める日もありました。
そんな時こそ、声に出してみてください。
「無理!」「疲れた!」って、自分のSOSに気付いてあげることが大切なんです。
以前、お医者さんに言われたことがあります。
「しんどいと思った時には、すでに体は悲鳴を上げてると思って」と。
働く女性、家事・育児をする女性はつい自分のことを後回しにしている傾向にあるとのことでした。
泣いてもいいし、愚痴ってもいい。
頑張りすぎる自分に「えらい!」ってハグしてあげて、自分を休ませてあげましょう。
5.「頼ることは甘えじゃない」
・家族や実家に頼る
・一時保育を使う
・パートナーにお願いする
真面目に頑張っちゃうあなたは、「休ませてあげてと言われても、じゃあ家事・育児は誰がするの?」となっているはず。
そんな時はなんでも頼っていいんです。
頼ることを「甘え」だと感じてしまう人もいますが、それは違います。
頼ることができる=家事・育児を続けられる体制がある、つまり自分を守っているってこと。
全部を一人でやる必要なんてありません。
「自分の心が穏やかでいられる選択をする」ことを大切にしていきましょうね。
まとめ:「やらない勇気」がママの笑顔を守る

完璧を目指すより、「無理せずできることをやる」方が、ママも子どももハッピー!
ママが笑ってるだけで、子どもはちゃんと安心できるんです。
「やらなくてもいい育児」は、手抜きじゃなくて自分と子どもを幸せにする選択の1つ。
もっと自分に優しくしていいし、もっとラクしていいんです。
もうダメかもと思ったら「今日もちゃんと、生きててえらい!」「子どもを守ってえらい!」そう自分に言ってあげて。
それだけで、十分です♪
