子どもと一緒に絵本を読む時間。
本当は楽しみたいはずなのに、どこかで「ちゃんと読まなきゃ」と思っていませんか?
・最後まで読まないといけない。
・抑揚をつけて、感情をこめて読まなきゃいけない。
・途中でやめたら意味がないんじゃないか…。
読み聞かせに関する情報を調べるたびに、「私はちゃんとできていないかも」と感じてしまうこともあるかもしれません。
でも、今日伝えたいことはひとつ。
読み聞かせは“上手に読むこと”が目的ではありません。
親子で同じ時間を過ごす、そのこと自体に、もう立派な読み聞かせなのです。
気負いすぎず、読み聞かせを親子のコミュニケーションタイムにしてみませんか?
読み聞かせに正解はある?
読み聞かせに、決まった正解はあるのでしょうか。
いいえ、ありません。
・最後まできっちり読めなくてもいい。
・同じページばかり繰り返してもいい。
・途中で子どもが閉じてしまっても大丈夫。
特に小さな子どもは物語の筋を楽しむというよりも、音の響きやリズム、絵の色や雰囲気を感じています。
「ちゃんと理解させなきゃ」と思わなくていいのです。
子どもがページを飛ばしたら、読み飛ばしてOK。
指さした絵についておしゃべりを始めたら、それも立派なコミュニケーションタイム。
物語を一字一句届けることよりも、目の前のわが子の反応に寄り添うことを楽しんでみませんか。
子どもが覚えているのはぬくもり
大きくなったとき、子どもは絵本の細かい内容をどれだけ覚えているでしょうか。
確かに「あの絵本面白かったな」「これ子どもの時に何回も読んだ!」と思うこともあるでしょう。
でもそれって、ひとりで読めるようになってからの記憶の方が強い気がしませんか?
読み聞かせタイムで覚えているのは、ストーリーよりもそのときの空気感。
・隣にママやパパがいたこと。
・あたたかい声が耳元で響いていたこと。
・布団の中で一緒にページをめくったこと。
・一緒に笑った時間。
・なんだか安心して眠くなった夜。
それらは、言葉にならない“記憶の土台”になります。
育児は毎日があわただしくて、「今日も怒っちゃったな」と落ち込む日もありますよね。
それでもたった数分、絵本を開いて隣に座る時間をつくる。
それだけで、子どもの心にはちゃんと「安心」が積み重なっていきます。
読み聞かせは、知育のためだけのものではありません。
親子の心をつなぐ、コミュニケーションの時間です。
「ちゃんと読まなきゃ」を手放してみよう 
「ちゃんと読まなきゃ」と思えば思うほど、読み聞かせは少し苦しくなります。
だから、少しだけ手放してみませんか。
・抑揚をつけなくてもいい。
・感情をたっぷりこめなくてもいい。
・声が小さくても、途中で噛んでも大丈夫。
子どもが途中で「もういい」と言ったら、「そっか、また今度読もうね」で十分です。
毎日同じ本ばかり選んでも、好きなページだけ開いてもOK。
絵を見て「これなあに?」とおしゃべりするだけでもOK。
大切なのは完璧な読み方ではなく、“いま、この瞬間を一緒に過ごしている”ということなのです。
ママがラクでいられる読み方こそ、長く続けられる読み聞かせです。
がんばらない読み聞かせでも、ちゃんと子どもの心には届いています。
それでも迷ったら年齢に合う絵本を
それでも、「うまくいかないな」と感じることがあるかもしれません。
そんなときは、もしかすると絵本が今の年齢や発達に少し合っていないだけ、ということもあります。
1歳と3歳では、興味の持ち方も集中できる時間も大きく違います。
今の成長に合った絵本は、子どもが自然とページをめくりたくなるもの。
無理に最後まで読まなくても、子どもが自分から「もう一回」と言ってくれるような絵本なら、ママもぐっとラクになります。
年齢や発達に合った絵本を選ぶことは、“ちゃんと読むため”ではなく、親子が心地よく過ごすための工夫でもあります。
まとめ
絵本を読む時間は、完璧じゃなくていい。
・最後まで読めなくてもいい。
・抑揚がなくてもいい。
・途中で笑って終わってもいい。
絵本は、上手に読むためのものではありません。
親子で同じ時間を共有するためのものです。
今日、たった1ページしか読めなかったとしても。
隣に座って一緒にページをめくれたなら、それで十分。
子どもと一緒に過ごせただけで、ちゃんと意味があります。
その時間をもっとラクに、もっと心地よく続けていくために。
もし絵本選びに迷ったら、今のわが子に合う一冊をプロの目線で選んでもらうのもひとつの方法です。
無理なくがんばりすぎず、親子のペースで続けられる環境を整えてみませんか?
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